エアヒーター(熱風ヒーター)
熱風ヒーター・非接触加熱源 スーパーエアヒーターについて
製品ラインナップ
特長
- 高温度
- 長寿命
- 急速加熱
- 省電力、省エネルギー
- 正確な温度制御が可能
- 局部加熱も可能
- 窒素ガス等の使用が可能
- 無炎 ・無公害
- 小型・軽量
- 特注品の製作が可能 (吹出口、ヒーター容量、寸法など)
用途
- ハンダ付けロボットの先端
- 電子部品の自動ハンダ付け
- セラミック基板、ガラス基板のハンダ付け
- 接着剤、インク、塗料の乾燥
- 小物部品、マーキング乾燥の自動化
- 樹脂の曲げ、樹脂のカシメの自動化
- 樹脂成形品のバリ取り
- 電線の導体予熱
- ビニール自動包装機のシーリング
- 巻線コイルの自動接着
- BGAリワーク、リペアー用
- 太陽電池パネルハンダ付け
- 液晶パネルなどのバックライト(CCFL)の乾燥及びかしめ
- 簡易リフローなどの熱源
- ボビンコイルなどの巻線用熱源
- 車ドアパネルの内装貼合せ用
ハンダ付け
スポット的なハンダ付け
- 吹き出し口形状によって、微小スポットへの加熱が可能です。
- 他の部品への熱衝撃を最小限に抑えられます。
- 温度、流量を変更することで、熱量の加減が容易です。
- 温度の立ち上がりが速いので、間欠的な加熱が可能です。
- フレキ基板、微小部品のハンダ付け
予熱
- ハンダごてを当てる前に微小スポットの予備加熱を行えますので、最少のエネルギーで良好なハンダ結果を得られます。
試験映像
熱かしめ
他の部品に影響を与えずに、部分的な加熱が可能です。
ガラス加工
ガラス加工の予熱
- バーナーによる加工の前で狙った部分だけを予備加熱することに適しています。
- 加熱ON/OFFが頻繁に行えますので、エネルギーロスが最小限です。
チップオフ予熱
- 微小スポットを均一に予熱することが可能です。
収縮チューブの加熱
化粧品の仕上げ加工
化粧品のつや出し
- 熱量を簡単に変更できます。
- 再現性が高い加工が出来ます。
エアーによるクリーンな局所加熱が可能です
使用方法
エアヒーター用取付金具(オプション)
製品価格
スーパーエアヒーターの価格につきましてはこちらよりお問い合わせ下さい。
使用上の注意
- 必ず先にエアーを流してから、電源をONにしてください。(エアーの無い状態でヒーターに通電すると、ヒーターが断線します)
- 必ず先に電源をOFFにしてから、エアーを止めてください。
- 過電圧でのご使用はヒーター寿命を短くします。
- 限界温度近くでご使用になる場合はエアー流量を十分取ってください。(エアー流量が十分でないと、ヒーター寿命が短くなります)
- 定格内でのご使用をお願いします。
*定格電圧において最高温度800℃の熱風を得るための標準的なエアー流量
[例]表記した流量は最低流量です。下記の流量を下回るご使用はさけてください。
ヒーター定格 | 100V-100W | 100V-200W | 100V-350W | 100V-650W | 100V-1kW |
---|---|---|---|---|---|
流 量 | 5L/min | 5L/min | 5L/min | 15L/min | 15L/min |
ヒーター定格 | 200V-200W | 200V-440W | 200V-650W | 200V-1kW | 200V-2kW |
流 量 | 5L/min | 5L/min | 15L/min | 15L/min | 25L/min |
安全上のご注意
- ヒーターの吹出口からは高温の熱風が発生します。以下の事を必ずお守りください。
- エアー吹出部は高温となりますので可燃物を置いたり近づけたりしないで下さい。
- 被加熱部及び保護管(発熱体)は高温となりますので直接素手で触れないように取付及び取扱いには十分ご注意してください。
- 限界温度近くでご使用になる場合はエアー入口部も熱を持ちますので、取付及び取扱いには十分ご注意してください。
- 使用後(電源OFF後)もしばらくの間発熱体及び保護管は蓄熱されておりますので十分冷却してから取付・取りはずし作業を行ってください。
- 接続するゴムホースは低圧用ゴム管でさしつかえありませんが、エアー入口部の温度が100℃以上に達する場合には耐熱チューブ等をご使用ください。
- 爆発の危険がある水素、一酸化炭素、都市ガス、プロパンガス等及び還元性ガス、ハロゲンガスは絶対に使用しないでください。
- 定格内でのご使用をお願いします。
熱風ヒーター・非接触加熱源であるスーパーエアヒーターは、高温の熱風ヒーター(最高到達温度800℃)により、非接触加熱による電子部品の自動ハンダ付けなどが行えます。
特殊な発熱体(カンタル線)を使用し、高効率で短時間の昇温が可能です。コンパクト設計によりスマートな取付が可能です。
温度センサ内蔵のSENタイプでは、温度コントローラと組み合わせることで温度制御も精密に行えます。
このため、製造条件の良好な再現性が得られます。
また、SENタイプでは、内蔵の温度センサによって加熱監視などを行うことで、お客様の安全対策のための回路、作業手順作りのお役に立つことが出来ます。